R日本語ドキュメントパッチ

はじめに

このプロジェクトは間瀬さんの農閑期及び私の気まぐれにより維持されています.
有難い事に, せーださんからは追試など多くの支援を頂いております.
# いや真面目な話, あまりにも誰もダウンロードもしないのでどうしたものかとw
ですので, 進捗は期待しないでくださいw
一方で世間では革新的なドキュメントに関心が集まっていますが、維持する人が 居なくなる恐れの方が大きいので, だらだらと長く気長に行うために, オーソドックスな手法しかとりません.

お品書き

* R-X.X.X.jaman.日付.patch
このファイルは, R 本体に対する日本語ドキュメント作成及び表示の為のパッチ(パッチのみ)です
ドキュメントの翻訳時には環境変数 _R_CJK_TEX_ に何かを設定しておくと, 日本語の為の翻訳を行ってくれます.
* R-X.X.X.jaman.日付.tar.gz
このファイルは, R 本体に対する日本語ドキュメント作成及び表示の為のパッチを当てた完全なソースのtar玉です(windowsのRtoolsにpatchコマンドが無いので)
ドキュメントの翻訳時には環境変数 _R_CJK_TEX_ に何かを設定しておくと, 日本語の為の翻訳を行ってくれます.
* mase_man_日付_.tar.gz
このファイルは間瀬さんが日本語翻訳されたファイルのみを抽出してあります. 一部私がなおしたり劣化wさせた部分も混じっています.

尚,Windows上でのビルド環境の構築はこちらに記載しております.

[ICO]NameLast modifiedSizeDescription

[PARENTDIR]Parent Directory  -  
[   ]R-3.3.1-win.exe2016-10-04 21:36 76M* ドキュメントが日本語化されたWindows版R
[   ]R-3.3.1.jaman.20160914.tar.gz2016-09-14 09:37 29M- CJK manual patched R
[   ]R-3.3.1.jaman.20160929.tar.gz2016-09-29 15:58 29M- CJK manual patched R
[   ]R-3.3.1.jaman.20160728.tar.gz2016-08-23 15:32 29M- CJK manual patched R
[   ]base-manual.pdf2016-09-14 11:09 3.9M* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]stats-manual.pdf2016-09-14 11:40 3.3M* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]mase_man_20170220.tar.gz2017-02-20 13:04 3.0M- 間瀬氏による翻訳されたRdファイルのアーカイブ
[   ]mase_man_20161219.tar.gz2016-12-19 10:36 2.6M- 間瀬氏による翻訳されたRdファイルのアーカイブ
[   ]mase_man_20161012.tar.gz2016-10-12 09:18 2.4M- 間瀬氏による翻訳されたRdファイルのアーカイブ
[   ]mase_man_20161004.tar.gz2016-10-04 20:51 2.3M- 間瀬氏による翻訳されたRdファイルのアーカイブ
[   ]mase_man_20160923.tar.gz2016-09-23 08:00 2.2M- 間瀬氏による翻訳されたRdファイルのアーカイブ
[   ]mase_man_20160921.tar.gz2016-09-21 13:47 2.2M- 間瀬氏による翻訳されたRdファイルのアーカイブ
[   ]mase_man_20160914.tar.gz2016-09-14 11:41 2.1M- 間瀬氏による翻訳されたRdファイルのアーカイブ
[   ]utils-manual.pdf2017-02-20 12:11 2.1M* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]mase_man_20160905.tar.gz2016-09-05 19:16 2.0M- 間瀬氏による翻訳されたRdファイルのアーカイブ
[   ]methods-manual.pdf2016-12-19 10:45 1.9M* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]mase_man_20160818.tar.gz2016-08-18 20:38 1.9M- 間瀬氏による翻訳されたRdファイルのアーカイブ
[   ]graphics-manual.pdf2016-09-14 11:36 1.8M* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]grDevices-manual.pdf2016-09-14 11:33 1.6M* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]datasets-manual.pdf2016-09-14 11:32 1.4M* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]grid-manual.pdf2016-10-04 21:06 1.3M* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]tools-manual.pdf2016-09-21 13:49 1.2M* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]mase_man_20160711.tar.gz2016-07-11 19:18 1.2M- 間瀬氏による翻訳されたRdファイルのアーカイブ
[   ]mase_man_20160801.tar.gz2016-08-01 10:11 1.2M- 間瀬氏による翻訳されたRdファイルのアーカイブ
[   ]mase_man_20160728.tar.gz2016-07-28 20:39 1.2M- 間瀬氏による翻訳されたRdファイルのアーカイブ
[   ]parallel-manual.pdf2016-09-14 11:37 951K* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]tcltk-manual.pdf2016-10-12 09:14 812K* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]stats4-manual.pdf2016-09-23 07:57 658K* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]splines-manual.pdf2016-10-12 09:16 638K* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[   ]compiler-manual.pdf2016-09-14 11:32 417K* 日本語化されたドキュメントのPDFファイル
[TXT]R-3.3.1.jaman.20160914.patch2016-09-14 09:35 14K- CJK manual patch for R
[TXT]R-3.3.1.jaman.20160929.patch2016-09-29 15:24 14K- CJK manual patch for R
[TXT]R-3.3.1.jaman.20160728.patch2016-07-28 20:25 7.8K- CJK manual patch for R
[TXT]R-3.3.1.jaman.20160711.patch2016-07-11 19:39 3.3K- CJK manual patch for R
[DIR]windev/2016-10-04 20:56 -  

日本語ドキュメントRを構築する

$ wget https://cran.ism.ac.jp/src/base/R-3/R-3.3.1.tar.gz
$ wget http://prs.ism.ac.jp/~nakama/Rjp/R-3.3.1.jaman.20160728.patch
$ wget http://prs.ism.ac.jp/~nakama/Rjp/mase_man_20160728.tar.gz
$ tar zcvf R-3.3.1.tar.gz
$ (cd R-3.3.1; patch -p1 < ../R-3.3.1.jaman.20160728.patch)
$ (cd R-3.3.1; tar zxvf ../mase_man_20160728.tar.gz)
$ mkdir R-3.3.1.build
$ (cd R-3.3.1.build; ../R-3.3.1/configure ; make -j)
インストールまで行わなくても,
$ R-3.3.1.build/bin/R
などとすればそのままでも利用できます.

個別のRDファイルの翻訳について

1. Rdファイルにエンコードを加えます
もし、オリジナルのRdファイルに, "\encoding{UTF8}" がなければこれを加えます
2. Rdファイルを便宜日本語に変換します
保存するファイルのエンコーディングはもちろんUTF8にしてください
3. 翻訳の準備
環境変数 _R_CJK_TEX_ に何か設定をしてください. 環境変数が設定してあるかのみで判断しています. プロファイルなどにいれておいても, オリジナルのRに影響が出ることはありません.
export _R_CJK_TEX_=TRUE
3. 個別のファイルの翻訳
翻訳はpdfに翻訳してみましょう
~/R-3.3.1.build/bin/R CMD Rd2pdf hoge.Rd
この時, エラーが出るようであれば,
~/R-3.3.1.build/bin/R CMD Rd2pdf --no-clean hoge.Rd
などとすると, .Rd2pdfxxxx と言うディレクトリの配下にRd2.texと言う Rdからtexに変換されたファイルが出来ます. これと, Rd2.logのエラーを 見て*Rd*ファイルを修正するか, tools/R/{Rd2pdf.R,Rd2latex.R}の修正を 考慮することを考えましょう^^;

パッケージまるごとの翻訳

例えば base パッケージの翻訳を例にとると

 
cd ~/R-3.3.1/src/library
~/R-3.3.1.build/bin/R CMD check base
などとすると, 翻訳ドキュメントの引数のチェックなども行ってくれて base.Rcheck配下にはパッケージのマニュアルまで生成してくれます. ※_R_CJK_TEX_=TRUEは必要です